国際協力機構(JICA) 専門家として、20代後半に開発途上国バングラデシュへ30代でインドネシアへ渡り、長期滞在中に自らの出産、子育て、乳母を体験しました。
バングラデシュ
1978〜81年、世界で最貧国と云われた国で婦人の健康・家族の幸せを作る家族計画事業の専門家として希望に燃えて任地へ入りました。貧しい農村の中で家族の絆が支えとなって自然分娩が主流であることを見聞。
地域住民が年長者を敬い、子供も更にその年下の子を世話する様子などを見て、日本で失われつつある家族制度の伝統が続いているのを発見しました。
インドネシア
夫の海外出張に同行、インドネシアのジャカルタで長女を出産し、大都会のイスラム社会で育児方法について経験しました。
長女出産時の「かぐや姫スタイル」に感動。(左写真)
育児方法の一つで布を使って赤ちゃんを抱っこする方法は「日本古来のおんぶ紐と類似している点も多く多様性があり土産としても持ちかえり、今でも使っています。
エピソード
次女と同じ月齢の児を持つ友人が急遽入院を余儀なくされた時、次女と共に生後五ヶ月の児にも一ヶ月間母乳を与えました。母乳しか受け付けない児だったので役に立って感謝されました。その昔、もらい乳は当たり前の時代があったと聞いています。